2013-10-25

11月23日(土)ガールズロックキャンプ報告会


ROCK'n ROLL CAMP FOR GIRLSの様子

ロックンロールキャンプを通じて成長していく女の子たち。生の現場をみた二人による報告会!バンドで音楽をやることの新しい可能性を感じます。

8歳から18歳までの少女が集まるロックンロールキャンプ。オレゴン州ポートランド生まれのこのプロジェクトは、楽器経験者、未経験者の少女たちが5日間のプログラムでバンド仲間を見付け、バンドを組み、音楽の創作活動を通して、自己表現やコミュニケーションの方法などを学ぶ場所になっています。アメリカの他州や、ブラジル、中東など少しづつ別の場所、国へも広がってきている動きです。

このたびは、この夏、実際に渡米し、ポートランドの会場でボランティアスタッフとしての経験を積んだ藤沢ちふみ(P-heavy)と中野菜美(Roadside witch society)が報告会を行います。
実際のビデオ映像や写真を見ながら、そこでの体験が語られます。ガールズロックキャンプについて興味を持ってる人、対人支援に関わりたい人、バンド経験者で楽器を教えたい人…多くの方に来ていただき、日本での、松本市での開催の可能性と難しさを考える第一歩になれればと思います。

11月23日(土)
ガールズロックキャンプ報告会
エントランスフリー(要1Dオーダー、カンパ歓迎!)
15:00開始(14:30開場)


11月7日(木)女鳥羽ガジェットジャム第2回目

(metoba traffic)

隔月開催のドリーミーな電子楽器セッション会!女鳥羽ガジェットジャム。

信州ドリーミー電子音楽家・metoba trafficによるPCを用いずに、ガジェット系電子楽器(カオシレーター、i phone、MPCなど)とエフェクターを駆使しながら、みんなで即興で電子音楽を生み出していく会。第二回目。
第一回目は見慣れないようなレアな電子楽器の解説から、使える音楽系i phoneアプリの説明まで普段はあまり電子楽器に触ったことが無い人にもとても優しい内容でした。スクリーンに投影された映像からインスピレーションを受けてBGM音楽を生成したり、アイデアひとつでいかようにもその場で音を立ち上げていける電子楽器の楽しみを味わえるワークショップ的セッション会です。
自前のガジェット楽器、音の出るおもちゃなど持ち込み歓迎で!見学もできますので、ぜひお気軽にお越し下さい。

20:00〜(通常のバー営業の時間にやっております。)
エントランスフリー! (要1Dオーダー)


トラックメイカー。長野県松本市在住、1984年生まれ。
いつの間にか浮かび上がってしまっているような軽やかなビート・メイキングと、オーロラのうねりをサウンドにしたようなシンセ・メロディ、キラキラと煌き続けるリフレイン。まるで、Mexican Summerのシンセ・サウンドを、長野の山中で森林浴させたような、清廉で美しいインディ・エレクトロ・ブレイクビーツの大傑作!(comented by Jet set 1st album「here you go」に寄せて)

11月17日(日)ドキュメンタリー映画「GIRLS ROCK!」上映会

「GIRLS ROCK!」予告編(※上映は字幕付)

髪を振り乱し、怒鳴り合い、楽器をかき鳴らし、叫びまくる「女の子」たちによるロックに迫ったドキュメンタリー映画。

ROCK'NROLL CAMP FOR GIRLS。それは8歳〜18歳までの女の子たちがロックンロールに没頭し、人とのコミュニケ—ションや、自分を表現する喜びを味わう5日間。このたびは、その実際の様子に迫ったドキュメンタリー映画「GIRLS!ROCK」の上映会をいたします。グループの結成から、毎日の練習、そして700人の前でバンドとしてパフォーマンスするまで、そこに映されるのは、ロックミュージックを自由に表現する喜びと、自分達は何者なのか?を学んでいく女の子たちの自己の「革命」。

翌週、11月23日(土)には、実際に2013年夏にポートランドで行われたROCK'NROLL CAMP FOR GIRLSの会場に訪れた二人による報告会も開催されます。あわせてご注目ください!

11月17日(日)
 ドキュメンタリー映画「GIRLS ROCK!」上映会
 開場14:30 / 開始15:00
入場:¥1,000(1D別)

「GIRLS ROCK!」
監督:アルネ・ジョンソン&シェーン・キング
米国/2008/89分/日本語字幕
日本語版DVD 制作・販売:FAV 連連影展

2013-10-11

11月16日(土)MOOSIC LAB2013松本


『SR サイタマノラッパー』シリーズ(入江悠監督)や『ライブテープ』(松江哲明監督)などの音楽映画の配給を手がけてきた SPOTTEDPRODUCTIONS が立ち上げた、音楽と
映画のコラボレーションによる実験「MOOSIC LAB」は、新進気鋭の映画監督とミュージシャンがタッグを組んだ短編オムニバス映画の特集上映。昨年11 月、監督、出演者、参
加ミュージシャンをゲストに招き、この松本でも開催されました。その知る人ぞ知る熱い映画× 音楽イベントが今年も松本に!コミュニティシネマ活動を展開する松本CINEMA
セレクトのスタッフも審査に加わり決定した「MOOSICLAB2013」コンペティション受賞作を中心としたセレクトで、松本CINEMA セレクトとGive me little more. がコラボし「MOOSIC LAB 2013 松本」をお届けします。
当日は松本シネマセレクト大賞を受賞した「おとぎ話みたい」(山戸結希✕おとぎ話)を筆頭に、4つのプログラムに分かれ、お昼から夜更けまで、全7作品が上映されます。また、Cプログラムでは、広島より「トムソーヤとハックルベリーフィンは死んだ」に出演するバンド・ガール椿がアコースティックセットでのライブに駆けつけてくれます。

音楽と映画のコラボレーション実験室をぜひ、ご体験ください。

■プログラム
11月16日(土)12:00〜22:00
作品の詳細、予告編などについては
MOOSIC LAB2013松本公式WEBサイトをご覧ください。

Aプログラム 12:00~
『ダンスナンバー 時をかける少女』(60分)
(三浦直之(ロロ)✕倉内太)
『FUCK ME TO THE MOON』(66分)
(高畑鍬名&滝野弘仁✕三毛猫ホームレス)

Bプログラム 14:30~
『おとぎ話みたい』(51分)
(山戸結希✕おとぎ話)
『あの娘はサブカルチャーが好き』(47分)
(谷口恒平✕山田エリザベス良子)
『GREAT ROMANCE』(7分)
(川村清人&飯塚貴士✕池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ))

Cプログラム(トーク&ライヴ付上映) 16:30~
『トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』(70分)
(平波亘✕ガール椿)
『アナタの白子に戻り鰹』(30分)
(今井真✕漁港)
上映終了後トーク+ライヴ(出演:ガール椿

Dプログラム 20:00~
『おとぎ話みたい』(51分)
(山戸結希✕おとぎ話)
『ダンスナンバー 時をかける少女』(60分)
(三浦直之(ロロロ)✕倉内太)

■料金
1プログラム券[全券種400円分のドリンク補助券付]
前売 1,300円 / メール予約  1,350円 /  当日 1,400円
松本シネマセレクトメンバーズ当日 1,200円

2プログラム券[800円分のドリンク補助券付]
 2,500円 ※当日のみ販売

※ライヴ付のCプログラムは映画チケット代+500円

※プログラムごと入替

■ライブ出演者プロフィール
ガール椿
2003年結成。地元広島で活動を続ける。フォーク、サイケ、GS、ガレージ、ギターポップ、ノイズ、アイドル、漫画等の要素を反映し、独特のポップミュージックとして成立させた剥き出しの世界観を構築する。ナンバーガールにも通ずる鋭く歪んだギターサウンド、銀杏BOYZの峯田和伸ばりの妄想、面影ラッキーホールからの影響も感じさせる詩世界で一部のファンから絶大な支持を受けてきた。過去に、遠藤ミチロウ、曽我部恵一、少年ナイフ、 8otto、ボブログ三世、あふりらんぽ、坂本弘道、等と共演。座右の銘は「弱気は最大の敵」


11月10日(日)野村和孝ギター講習会

野村和孝

前日にGive me little more.にてライブを行う野村和孝が、翌日はギターの先生に!日曜日の昼下がりに、野村和孝によるギター講習会が開催されます。理論的な講習あり、セッションあり、それぞれのギター観をぶつけあう時間ありと、濃厚な内容の講習会を展開します。全ギタリスト必見。もちろん見学のみの参加もお待ちしております。講習の申し込みはgive.melittlemore@gmail.com まで。見学もできますので、ぜひお気軽にお越し下さい。

11月10日(日)
 「野村和孝ギター講習会」
 開場13:30 / 開始14:00
講師: 野村和孝(東京)

講習参加¥1,500 見学¥500(ともに要1オーダー)

■講師プロフィール
野村和孝/Kazutaka Nomura(ex-PWRFL Power)"


野村和孝 (PWRFL Power) 1984年北海道生まれ、東京在住の音楽家・翻通訳家。旭川東高校を卒業後渡米し、コーニッシュ芸術大学作曲科を卒業。ジュリアン・プリースター(サン・ラ、ハービー・ハンコック)、ジョビーノ・サントス・ネトー(ヘルメート・パスコアール・グループ)、作曲家ベルン・ハーボルシェイマーらに師事。04年にインプロノイズバンド「na」のGt/Voを担当し、06年にソロ「PWRFL Power」として活動開始。ユーモア溢れる日常の考察を、現代的なハーモニー・作曲法と技術に裏打ちされたギターワークで鮮やかに描き、新しい形の弾き語りを提示している。全米各地での公演数は500を超え、Slender Means Society(ポートランド), Popular Noise (ニューヨーク) Impose Records (ブルックリン)などから作品をリリース後、本名での活動を開始。09年にはレーベルHALF YOGURTを設立。米Esurance社へのCM楽曲提供、テレビ局CW11制作によるドキュメンタリーなどTV上での活躍や、ワシントンポスト紙、シアトルタイムス紙、タイムアウトニューヨーク紙などからの賞賛を獲得し今に至る。

11月9日(土)ライブ 野村和孝×Dringe Augh

野村和孝
Dringe Augh(ドゥリンジ・オゥ)

旭川出身シアトル経由東京在住のシンガーソングライター / ギタリスト・PWRFLPower こと野村和孝と、韓国在住のシンガーソングライター、今年三度目の登場でもはやお馴染み?のDringe Aughのお二人がGive me little more. にやってきます。

野村和孝の演奏は一聴すると、上質なハイブリットフォークミュージックとしての響きをもっているかもしれません。しかし、その裏側でノイズ、即興音楽、アシッドフォーク、さまざまな彼のルーツミュージックが、危うげな表情をみせる確信犯的な空気がたまらなくもあります。Clap Your Hands Say Yeah,Daniel johnston,Vampire Weekend,Yo La Tengo などと共演歴も凄まじく、彼の圧倒的としか言いようがないテクニカルかつ微妙なニュアンスまでもとらえたギタープレイはぜひ、多くの方に見ていただきたいです。

Dringe Aughのフォークソングには独特のサイケデリアが満ちています。霊や魂(本人は「おばけ」と表現)を主題とした少し怖い歌詞が、開放弦を多用したフィンガーピッキングにより生み出される恍惚のコードと甘いメロディにのり、多義的な感情を抱え込んだある種の幸福感を味わえます。

こんな贅沢な共演を、ぜひ皆様にご覧頂きたく思います。

11月9日(土)
 「ライブ 野村和孝×Dringe Augh」
 開場19:30 / 開演20:00
ACT: 野村和孝(東京)、Dringe Augh(KOREA)
※エントランス代はお帰りの際にお客さんに決めていただきます。カンパ制。

■出演者プロフィール
野村和孝/Kazutaka Nomura(ex-PWRFL Power)"
野村和孝 (PWRFL Power) 1984年北海道生まれ、東京在住の音楽家・翻通訳家。旭川東高校を卒業後渡米し、コーニッシュ芸術大学作曲科を卒業。ジュリアン・プリースター(サン・ラ、ハービー・ハンコック)、ジョビーノ・サントス・ネトー(ヘルメート・パスコアール・グループ)、作曲家ベルン・ハーボルシェイマーらに師事。04年にインプロノイズバンド「na」のGt/Voを担当し、06年にソロ「PWRFL Power」として活動開始。ユーモア溢れる日常の考察を、現代的なハーモニー・作曲法と技術に裏打ちされたギターワークで鮮やかに描き、新しい形の弾き語りを提示している。全米各地での公演数は500を超え、Slender Means Society(ポートランド), Popular Noise (ニューヨーク) Impose Records (ブルックリン)などから作品をリリース後、本名での活動を開始。09年にはレーベルHALF YOGURTを設立。米Esurance社へのCM楽曲提供、テレビ局CW11制作によるドキュメンタリーなどTV上での活躍や、ワシントンポスト紙、シアトルタイムス紙、タイムアウトニューヨーク紙などからの賞賛を獲得し今に至る。
Dringe Augh (ドゥリンジ・オゥ)
 
ドゥリンジ・オゥは、韓国/ソウルのフォーク・シンガー。ニック・ドレイクやバート・ヤンシュ、フェアポート・コンヴェンションなど、英米のフォークシンガーの影響を受けながらも、レオ・コッケを彷彿とさせるような手練なフィンガーピッキングと静けさを携えたような歌声や皮肉に富んだ歌詞の楽曲は、韓国SSW界においても独り異彩を放って来たDringe Augh。デビュー作『individually wrapped』のリリースに続き昨年韓国気鋭のレーベルElectric Museより『between the tygh』を発表。ここ数年で世界中のアシッド/サイケデリック・フォーク・ファンから注目されるGeorge-Edwards Group, Just Others, Aj Webberなどを再発するBella Terraレーベル、Michael Angelo, Ann Reedなどを再発するBig Pinkレーベル、Barbara Sipple, Michael Hurleyなどを再発するMedia Arteレーベルなど、凄まじい勢いを感じる韓国フォーク・レーベルに連なるような音楽性を体現しているドゥリンジ・オゥの演奏は大注目です。

2013-10-09

10月26日(土)~11月3日(日)展示「津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑 膜-Re:membrane-」

(「津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑 膜-Re:membrane-」フライヤーより)


この度、松本市の多目的イベントスペースGive me little more.では、展示「津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑 膜-Re:membrane-」を開催いたします。

「実験建築家」として空間構成とノイズというと取り合わせで見るものの感覚を刺激する津田、人の記憶や感覚といった境界を引き難く曖昧なものへの連想を喚起する「美術家・映像作家」の渡辺、独自の手法によって記録メディアの特性を問い直し、そこから浮かび上がるものを提示する「記録家」に阿部の3人の手によって松本市のイベントスペースに芸術空間が現れます。展示期間中は日中から営業しておりますので、ぜひお気軽にお越しください。

会期:10月26日−11月3日 11:00−20:00(月曜CLOSE)

■入場料:無料(ドネーション(カンパ)制)
■出品作家:津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑

企画:石田大祐 (インディペンデントキュレーター)
http://ishidadaisuke.blogspot.jp/


また、週末には関連企画イベントの開催もございます。こちらもあわせてお越しください。

<関連企画>
10月26日(土)19:30~ 
「オープニングパフォーマンス」(入場料1,000円要1Dオーダー)
オープニングイベントとして展示作品を軸に映像や音楽を用いたパフォーマンスを行います。作家がリアルタイムで繰り広げる音と映像により展示作品が新たな表情を見せ、「その場でしか起こりえない」芸術空間が出現します。ぜひ体感してください。

10月27日(日)13:00~ 
作家とゲストによるクロストーク」(入場料1,000円1D付き)
ゲストスピーカーを招いて、制作の動機や方法を作家に聞きます。過去の作品や制作の裏話、今回の展示について率直な意見を聞ける機会です。質問も受け付けますので作品をよりじっくり鑑賞されたい方、作家のことをもっと知りたい方におすすめです。お気軽にご参加ください。

11月2日(土)13:00~(イベント時間が変更になりました。ご迷惑おかけいたします。)
トークイベント「アートにできること」(入場無料要1Dオーダー)
いま、アートにできることはなんでしょうか。「現代美術ってむずかしい」「現代美術ってなんなの?」という意見が少なからずあるなかで、どんなことをアートに期待できるのでしょうか。現代美術の最前線に立つ3作家を交え、これからのアートについてトークイベントを行います。イベント後には作家との交流会があります。





■出品作家 プロフィール
津田 翔平 / Shohei Tsuda
1986年東京都出身 実験建築家 / Noise Artist



新たな空間認識の可能性を探る実験や、様々なノイズを題材とした作品を制作。インスタレーション、立体、平面、映像、音楽、デザイン等、作品の媒体は問わず幅広く活動。個人の制作とは別に、IN/AWT(安藤透、渡辺俊介、津田翔平)では映像を主体とした企業との共同制作。KYO-ZO(可変ユニットまたはプロジェクト)では空間においての個人の存在を探求する実験作品を展示。2012年12月、音楽家 dagshenma と共同でノイズ専門レーベル UNNOISELESS を設立。

「彼の作品を鑑賞した時、私たちが見せられているモノは物理的な作品や建築物などではなく、存在を定着し、空間を維持し続ける力なのでは無いか、と感じる事がある。多次元空間を紡ぎ出すかの様に制作された作品群にはコンセプチュアルな点で一貫して解体・測量・再構築と言われる建築的要素が含まれている。時に空間を解体し、またある時には測量、調査をしては空間に根付いた痕跡を増幅させ、鑑賞者に新たな発見と有無を言わせぬ空間の存在を体感させてくれる。」
Text: Shunsuke Watanabe
www.shoheitsuda.net
www.unnoiseless.net





渡辺 俊介 / Shunsuke Watanabe
1986年東京都出身 映像作家・美術家 / Video Artist






渡辺俊介は音と映像を自由自在に扱える作家です。彼の制作はヴィジュアル・ミュージック(視覚音楽)とも、サウンド・ペインティング(聴覚絵画)とも呼べるもので、光と音という波動を用い、耳と目を同時に刺激するものです。彼の作品の中で、作品らしいもの、つまり従来の意味で「完成」されたものもあれば、制作プロセスの一部を見せているものもあります。それらは変容しつつあるもの、始まりや終わりを要求しない/させないもの、「完成」を求めていない/求めさせないものです。作者の時間を押し付けるものではなく、むしろその場の時間、その観聴客の時間を逆に強調するとともに、別な時間を生み出しています。しかも、特にマルチチャンネル(多数の映像、多数の光、多数の音が同時に、別々な場所から流れてくる状態)の作品の場合、複数の時間が平行しているように感じます。観聴客にはそのような環境を体験することで、一種のタイムワープが生じます。言い換えれば、渡辺俊介が提供している環境は多元宇宙、または平行宇宙を感じさせるもので、我々の精神/身体の基本構造を考え直す機会を与えてくれます。
Text : Christophe Charles
http://shunsukewatanabe.org/

阿部圭佑 / Keisuke Abe
1989年埼玉県出身 記録家
2011年武蔵野美術大学建築学科卒業。卒業後、友人らとアトリエ空鼠を立ち上げる。同居人の美術家のドキュメンタリーを作った事をきっかけに現在は映像を中心に活動し、ドキュメンタリー映画を制作している。
http://soranezu.blogspot.jp/
http://keisukeabe.tumblr.com/











2013-10-04

10月17日(水)、20日(日) 「Rip!Remix宣言」上映会


(「Rip!Rimix宣言」より)

著作権を侵害するかたちで成り立ってきたリミックス文化(クラブカルチャー、二次創作等)の立場から知的財産権の問題に対して激烈な問いかけが紡がれていくドキュメンタリー映画。著作権を巡る問題が映像や音楽、果ては癌治療にまで及ぶ事実を指摘しながら、
カナダの監督ブレット・ゲイラーは、既成曲を「rip(切り貼り)」しながらオリジナル・ナンバーを生み出すアーティスト「ガール・トーク」から、文化批評家、
そしてブラジルの文化大臣ジルベルト/ジルにまで取材を展開。オリジナリティとは何か?文化はそもそも模倣と引用を繰り返し発展してきたのではないあ?そんなメッセージを前にして私たちは何を考えるか。山形国際ドキュメンタリー映画際で上映され大論争を巻き起こした問題作。17 日( 木) はクラブカルチャーに精通した方をお招きし、みんなで感想を話しあうアフタートークを展開します。
(20日は上映のみになります。)

「Rip!Remix宣言」上映会
10月17日(木) 20:30より上映開始
(22:00過ぎよりアフタートーク会)
20日(日) 17:30より上映開始
(作品86分 開場30分前)
入場無料(要1Dオーダー、カンパ歓迎!)

NPO法人ドネルモ様から日本語字幕版をご提供いただきました。
各地の上映会の様子はこちらをご覧ください。

「Rip!Remix宣言 日本語字幕版 予告」

■作品情報
原題:RiP: A Remix Manifesto
邦題:RiP! リミックス宣言
作品提供:NPO法人ドネルモ
カナダ/2008/英語/カラー/86分
監督:ブレット・ゲイラー Brett Gaylor

2013-10-02

10月16日(水)「テーブルゲームカフェ」


気軽に立ち寄れるバー/イベントスペースGive me little more.の平日夜イベント「テーブルゲームカフェ」。今回で三回目です。

ドイツやフランスのゲーム賞を獲得した、ちょっとおしゃれで珍しいゲームをきっかけに、出会いを提供し、新しいつながりを広げていきます。お酒でも飲みながら、海外のテーブルゲームやボードゲームを楽しんでみませんか?

(主催のgoukiさんより)
「テーブルゲーム・カフェのテーマは、ゲームを通じたコミュニケーションで、ゲームの勝敗よりも過程を楽しみ、出会った人との交流を深めていくことを目指しています。  芝居、音楽、デザイン、映像、フリーペーパー、各種イベントの企画など、文化的表現に関わりのある方、そしてそんな活動をしている人たちと知り合ってみたいと思っている皆さんのご参加、お待ちしています」  


10月16日(水)『テーブルゲームカフェ@松本市 Give me little more .』
入場料:無料(要1オーダー)
時間:20:00~1:30
(バーはこの時間で通常営業。イベントは閉店時間までに流れ解散です。)
持ち物:あなたが参加している芝居、音楽、展示、その他の活動を知らせるフライヤー等があれば、ぜひ持参ください。

テーブルゲームカフェfacebookページ

月1で定期開催しておりますので、気になっている方、ぜひ一度おこしください!